【台湾建築】台北市立図書館北投分館~世界で最も美しい図書館ベスト20~

アジア建築

海外のウェブサイト、「Tech Insider」は、インターネット検索を分析した結果として、「世界でデザインが最も美しい図書館ベスト20」を選び出しました。
その中で、台北市立図書館北投分館も選ばれているので、北投に宿泊した際に、図書館によってきました。

世界でデザインが最も美しい図書館ベスト20

日本からは、「武蔵野美術大学」の図書館が選ばれているようです。ほかには、リオデジャネイロやメキシコの図書館も行ってみたいです。ベスト20はこちらでみられます。大きな規模の図書館が並ぶ中で、台北市立図書館北投分館は、名前のとおり、分館でこじんまりした建物だったので、大健闘ではないでしょうか。

台北市立図書館北投分館について

写真で見て美しかったので、ホテルからタクシーに乗って行ってきました。(7月の台北は激暑ですから・・・)
大きな公園の中にあって、いわゆる「エコ建築」に分類されると思います。

エコな理由

あとで調べたのですが、屋根に太陽光発電パネル設置されているそうです。これは、もちろん図書館の電力をまかなうためのものです。あと、屋根の形がぐっと片勾配になっているのも、雨水をためやすくしていると書いていました。おそらく、雨水を貯水して、再利用していると考えられます。(植物への灌水やトイレの排水などによく再利用されます)

あとは、暑い国なので、ベランダを設けて建物内部への熱放射を抑えたりもしている様子。外から見ると、水平ルーバーがきれいですね。

公園の緑と木材を多用した建物のコントラストが美しかったです。

内部は、構造材で、有機的な雰囲気を作って、ツリーハウスみたいな感じな部分もあったり、自習スペースのインテリアやライトもかわいらしかったです。

基本データ

台北市立図書館北投分館:台北市北投區光明路251號 MRT新北投駅徒歩7分
TEL:02-2897-7682

開放時間:火~土/ 08:30-21:00 日~月/09:00-17:00 休館日:祝日、毎月第一木曜日
↑この表記が、こういう意味になるらしいです。

内部は、写真撮影禁止されていますが、受付で許可をとれば可能な様子。ただ、皆さん静かに読書や勉強をされているので、スマホでカシャカシャとるのはよくないと思います。

図書館の向かいにあった文化センターの外観も気になったのに、あとで見に行くの忘れちゃいました。(すべては、暑さのせい・・・)        

あぁ!マイルがいっぱいあったら、世界中の美しい建物を見に行けるのに!頑張って、マイルためよう。