【建築探訪】シンガポール南洋工科大学 ラーニング・ハブ他

建築探訪

こんにちは!

シンガポール旅行の際に、南洋(ナンヤン)理工大学のキャンパスを2つ見学してきました。

The Hive (Learning Hub South – LHS)

これは、、見に行きたいと思った建物「The Hive 」と呼ばれているラーニング・ハブ(特別棟)

設計は、ヘザウィック・スタジオ

シンガポールへ行く前に、建築雑誌a+u2023年3月号で彼らの作品の特集があったので

読んでいきました。

a+u 2023年3月号

設計概要

・デジタル時代の新しい学習環境を構築する

⇒デジタル技術により学生が大学以外の場所でも学ぶことができるようになった今日において、

従来の教室にこもって勉強し、授業を受けるというのはそぐわなくなっている。

で~、そこで~~、できたのが、これですよ。笑 天才か。

四角の箱(建物)を作るのではなく、12の小さなタワーをつくり、各教室は外からの光を取り入れと同時に自然換気のできる中央のアトリウムに面しているため、学生同士が視覚的につながるようになっている。

以降、写真だけ載せておきます

日本でここまでオープンエア取り入れた建物って難しそうですが、いや、やらないだけなのか、、

伊東豊雄さんの台湾にある国家歌劇院を見に行った時も、なぜ、台湾に作れて日本でこれをつくらないだ(技術的な問題ではなく、新しいものへの挑戦とかそういう意味で)と思ったのを思い出しました

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なお、このヘザウィック・スタジオですが、2023年秋に完成予定の「麻布台ヒルズ」の低層部の設計を担当しています。中国のプロジェクトなど面白そうなものもありますが、なかなか気軽にいけなく状況で、東京でしたら、年内か近々に完成すれば見に行きたいです。

グリーンルーフ

もう一つは、グリーンルーフと呼ばれる建物です。

2004年には「建物でない建物」のコンセプトのもと、4億ドルをかけてアート、デザイン、メディアといった美術学部のキャンパスが、雨水を蓄え、建物とその周辺温度を下げるグリーンルーフを備えて建設された。そのグリーンルーフは、学生たちのイマジネーションをかき立てる開放的なフリースペースでもある。また、5階建ての一面を覆うガラスには、直射日光を和らげるための特殊加工が施されている。設計を手がけたのは、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」も担当したシンガポールのCPG コンサルタント。

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↓学生が酔っぱらって、「すべろーーー」とかならんのかなって言いながら写真撮ってたんですが、

実際、結構怖いと思う笑

これは、鳥瞰でみたほうがわかりやすいんですが、屋根が緑化されているんですが、

壁面がめっちゃガラス張りなのは、トータル、エコなのかどうなのか、ちょっと疑問に感じました。

面白いですけどね。

南洋(ナンヤン)理工大学への行き方

南洋(ナンヤン)理工大学へ行くといっても、「村」みたいにでっかいです笑

どれぐらい大きいかというと、普通に、キャンパス内を路線バス走っているし、キャンパスの周遊バスも運行しています。

一方、シンガポール自体が大きな国ではないので、シンガポールの中心地ホテルから大学へ行くには、電車とバスをのりつげば1時間と少しぐらい見ておけばいくことができます。

私は、疲れていたので帰りはgrab(配車アプリ)で帰ってきましたが3000円ぐらいなので、車だと30分ぐらいみておけばいいので、grabおすすめです。

はじめに紹介したThe Hiveへは、最寄りのバス停を降りるとこっちだよ~と書いてくれていました。