こんにちは!
京都の二条城向かいに2020年11月に開業した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に宿泊してきました。
宿泊した2022年6月時点の情報をもとに本記事を執筆しています。
写真は、「梶井宮門」:ホテルの象徴でもあるエントランスには、300年を超える歴史を持ち、三井家も所有した「梶井宮門」を修復し当時の姿を再現
HOTEL THE MITSUI KYOTO
ここを宿泊先に選んだのは、気になる建築家・デザイナーさんが携われているからです。
京都・二条城の近く、三井総領家の邸宅跡地に建てられたホテルです。
インテリアデザイン:アンドレ・フー
今、(私が)注目しているインテリアデザイナーの一人、香港のアンドレ・フー氏が
ホテルのロビーと客室のデザインを担当されています。
アンドレ・フーさんのデザインされたホテルだと、香港のケリー・ホテルにコロナ前に滞在しました。とても良かったので、また行きたいと思っていたら、デモとコロナで今度、香港へ行けるのはいつだろうという状況ですね。

アンドレ・フー氏を有名にしたのは、香港のThe Upper Houseだと言われていますが、
ほかに、シンガポールのアンダーズ、香港のセントレジス、バンコクのウォルドーフ・アストリアなどラグジュアリーホテルをデザイン・設計されています。
客室
ロビーでチェックインして、客室へ
エントランスで靴をはきかえて
中庭に面したお部屋です。
5つ星のラグジュアリーホテルでありながら、三井総領家の邸宅ゆかりの地に建てられたということでホテルというより邸宅に滞在するような心地よさが客室にあると思います。
水回りのレイアウトも使いやすく
バスルームなどは、アンドレ―・フーっぽいデザインかなと思います。
ここのホテルは温泉を楽しめるSPAがあり、平日の午後だったので人は少なく、
のんびりできました。(写真はNG)
すごく居心地よく、母を連れてくれば良かったな。次は、連れてこようと誓う。
例えティーバックのお茶だったとしても、そうは感じさせないMITSUI(笑)
お部屋着
夜は、何も食べに出る気もせず、インルームダイニングでフィッシュアンドチップスを。
朝食
朝食は、洋食にしてみました。絶対、食べきれない笑
クロワッサン美味しかったです。
場所は、中庭に面したイタリア料理「FORNI」です。
建物と庭園
建物の「マスターデザインアドバイザー」監修かなと思いますが、建築家栗生明氏
(栗生氏設計の兵庫県豊岡市にある植村直己冒険館 とても良いので是非♪)
お部屋から中庭を見下ろします。
庭園(1300㎡)の設計をされたのはランドスケープデザイナー宮城俊作氏宮城俊作さんの実家は、平等院
学生の頃、トークイベントのような聞きにいき、ご実家が平等院
世界で通用する10円玉みせて、「これが実家」と言える稀有な人・・。
私は、大学は建築学科ですが、仕事では公園の設計などから都市計画をやっています。
そっちのほうに進んだのは、宮城俊作さんや栗生明さんの作品をみた影響が大きいです。
日が暮れてきてライトアップされた庭園をみたくて
カクテルを1杯。
社会にでて20年たちますが、今の自分の仕事の原点にかえったような気持ちになれた滞在でした。
ホテルのブランドコンセプトは「日本の美しさと - EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」
このホテルを建築・インテリア、庭園のデザイン目的で滞在したのですが、とても印象的だったのは、ホテルのスタッフの方も、とても爽やかで堅苦しすぎないところがとても良かったです。
HOTEL THE MITSUIKYOTOは、運営は三井不動産リゾートマネジメントですが、
「ラグジュアリーコレクションホテル&スパ」に加盟しているのでマリオットのサイトからも予約することもできます。