こんにちは!
ホテル「箱根リトリート fore」のレストラン「WOODSIDE dining」でランチをしてきました。
本記事は、レストラン利用2022年6月の情報をもとに執筆しています。
ここに行こうと思ったきっかけ
「箱根リトリート」の前身は「俵石閣別館」といい、建築家渡辺明氏設計によるものです。
「俵石閣」の敷地に宿泊棟を中心とした数棟を増築するプロジェクトで、現在は
箱根リトリート foreとして運営されています。
箱根・仙石原の静寂な森の中に佇む箱根リトリート fore (フォーレ)は「森と共生、そして森と共鳴する」をコンセプトに、伝統ある温泉宿・俵石閣を自由な発想と感性でリノベーションして生まれました。
一休レストランより引用
今回は、レストラン棟「WOODSIDE dining」にランチに行ってきました。(要予約)
設計の背景などを知りたくて、1997年の新建築バックナンバーを確認しました。
渡辺明さんはもう閉業した「二期倶楽部」を設計されたことで有名ですが、
今回の俵石閣別館の設計に際して、以下のようなことを考えておられて
地形や天候、植生、生態系など自然環境を本来の姿のままいかにして建築空間に同一化させるか、あついは、ありのままの自然環境に対する視座をいかなる位相で建築空間のうちに獲得するか
新建築1997年2月号
この建物に木材が多く使われているのは、敷地に元から生えていた気を可能な限りこの建築の材料として使ったためだそうです。
WOODSIDE dining 地産地消レストラン
内装は設計当時からリニューアルされているように思いました。
駐車場からのアプローチ
緑の中に埋もれるように建つレストラン棟
テラス側は眺めが気持ち良いです
私たちはソファ席に
緑に癒されます
WOODSIDE diningでランチ
地元野菜のサラダなど
天然酵母のパン
メインはお魚とお肉選べたのでお魚に
ランチして帰り際に名残惜しく写真をとっていると、ホテルの方が声をかけてくださって、
客室の様子など教えてくださいました。ヴィラタイプもあるため、コロナで需要が高かったそうです。
この数年、海外にいけない間に国内の建築に目を向けるようになり、
旅が好きなのと、建築も興味があるので、建築家が設計したホテルを特に取り壊しや閉業になる前に泊まっておきたいと思うようになりました。
渡辺明さんの設計だと「沼津倶楽部」(2023年6月14日リニューアルオープン)は、お高いですが泊まってみたいなと思っています。(写真は公式サイトより引用)