こんにちは!今日は、仕事で、「率先して、自分を追い込むレポート術」を紹介します。笑
あえて、自分で自分を追い込む
私のレポートの書き方の流れ
以前は、設計(図面作成とか)の業務を中心に担当していた時期もあったのですが、最近は、図面はあまり書かずに、ワードとエクセルでひたすらレポート作成の仕事が多いです。
私だけじゃないと思いますが、私がレポートを書く時の手順は、こんな感じ。
②各項目のアウトラインを書く(各項目で、記載してなければいけないポイントのメモなど)
③アウトラインを文章化する。
④仕上げレベルで文章を整える。
で、大体、②と③は、一回でばしっと決まることはなく、②と③を物によりますが、何回か行ったりきたりしたり、③を頭からざっと文章化して、2巡、3巡して、レポートの内容を充実させつつ
ロジックが崩れていないか
十分な視点を盛り込めているか
確認して、ある程度盛り込むべき事項が反映できたら、出力して、④で最終仕上げ、チェックして完了です。
一番、疲れる仕上げのところで追い込む
①~③は、経験やそもそもこのレポートを書くための知識などが必要ですが、ある程度経験積んでいけば、書けるようになるんではと思います。
この中で、④の各項目・各ページを仕上げるところが、結構疲れます。
言葉の使い方がしっくりきていないところを直したり、ここは表か図で示さないとわかりにくいなぁとか。
あとは、いったん仕上がったレポートを客先からチェックバックが来ることもあります。
④は、のんびり時間をかけてやろうと思えば、いくらでもかけれるんですが、そもそも、
「細かい所だけど、面倒なのでとりあえず後においておこう」みたいなところが多かったりするので、のんびりやると、なかなか仕上がりません。
そんな時に、ストップウォッチ登場。
実際は、時計でいいんですが。私は、机上の電話に表示される時間か腕時計を使っています。
例えば、
・今、10:25なので、このセクションを、20分後の10:45までに仕上げる
とか
・このページ、今、10:52だから、55分になるまでの3分で仕上げる
とか、ボリュームや設定するページ数によって、ぱっとリミット設定して、リミット内で書きあげる。
っていうのを、やっています。特に、繁忙期は、時間かけたくないので。
瞬発力で仕上げる
レポートを書くときは、1ページずつ順番に仕上げながら書くということはせず、
さきほど書いた手順で、順番に全体の出来高をあげていくんですが、
最後の仕上げのところは、瞬発力で書いています。
一晩、寝かせる
実験のレポートだと、別段、手順、条件、結果、考察なんかの事実をたんたんと書いていけばいいと思いますが、
コンセプトワークとかそういうところになってくると、やや煮詰まることもあるので、
手順でいうと、②⇒③をいったりきたりしたり、③から④へ行く時に、一晩おいて、翌日読み返したりします。
これ、確か、村上春樹さんが、何かのエッセイか、読者からの質問に答える本か何かで書かれていて、たぶん、手紙の話だったと思うんですが、手紙は書いたら、(そのまま封をして送るのではなく)一日おいて、送る前に、翌日読み返した方がよい。
みたいなことを書かれていて、私も、レポート業務の初期の頃は、うまくかけなくて、文章を何度も書き直したりしていたので、仕上げで提出する前には、一日おいて読み返したりしていました。
一晩おくと、その間に、ふと、こういう風に書いた方がよいかなと思いついたりします。
なんとなく、文章を書くのも、スポーツをするのと似ていて、最後の追い込みで集中力を高める方法だったり、緩急つけたり、瞬発力で仕上げたりだとか、結構似ているなと思う私のレポート術でした。
人に強要しないことをすすめます
私は、自分で自分に(細かく)リミット設定して、仕上げていくこの方法が好きで、(というか、それがないといつまでも仕上げる気がおこらない)やっています。
でも、この間、「ブラックの会社で働いていたよ」って人のブログの記事で、
「作業中に、ストップウォッチを横におかれたり」と、ブラック事例をあげられていました。
どの本か忘れたんですが、何かのビジネス書に、仕事の効率あげるのに、ストップウォッチではかって作業時間を調べ、時間のかかる人はその要因を分析したりする育成術みたいなの紹介されていました。
たしかに、同じ作業するのでも、遅い人もいれば早い人もいるし、もっと作業を早くしようと思えば、時間はかって、無駄をはぶいて、、、、って、スポーツのトレーニングと一緒なんですが、
ストップウォッチで時間図られたりするのが、この会社、ブラックだよなぁと思う人もいるんだなぁと思ったので、人に強要しない方がよいです。笑
私も、あるお客さんが、メールの最後に
「この作業のリミットは、●時とします。」(●時までに仕上げて、メールで送り返せの意味)
って割とよく書いてくる方がいて、「出た~~、リミット~~」って笑ってましたけど、
実際、それで、時間超えて送れなかったら、電話かかってきて、催促されたり、場合によっては、時間がかかっている要因は、なんだと詰め寄られたりしていたので、まぁ、作業している人の横にストップウォッチ置くのは、よくないんだなと思います。その人は、その人なりに、きっと間に合わせようとがんばっているだろうから・・・笑
(このお客さんは、自分の部下に指示する感覚で、私にメールしてきているんだろうなと思います。それなりに、人間関係できている方なので、それを書かれたから嫌!とかは思わないし、自分自身の仕事の成果にも厳しい人なのはよく知っているので、「変態やな(=すごい、ストイックだよね。の意味)」と思って、受け入れられてました。)
人に強要しない方がいいけど、文章を書くのに時間がかかって、なかなか仕上がらないって人は、
リミット設定 と 一晩寝かせる 一度お試しください♡
昔は、こんな本も読んで参考にしたりしてました。