全中国が泣いた?中国ドラマ「家族の名において」

韓流/華流ドラマ

こんにちは!

最近は、中国ドラマを好んでみていたりしています。

中国ドラマ「家族の名において」

最近、ドラマの感想記事をあまり書いていませんが、これは、かなりの良作だったので

興味をもってもらえる人がいたら嬉しいなぁと、記録しておくことにしました。

あらすじ

2020年に中国で放送・配信されたドラマです。

血のつながっていない3人兄妹の長男・凌霄(リン・シャオ)、次男・賀子秋(ハー・ズーチウ)、長女・李尖尖(リー・ジェンジェン)は、それぞれ幼少期のトラウマを抱えながら、李尖尖の父の李海潮(リー・ハイチャオ)と、凌霄の父の凌和平(リン・ハーピン)のもとで元気に育っていた。本当の家族以上に支え合ってきた3人の兄妹だったが、2人の兄が高校を卒業した後、とあることがきっかけで離れ離れになってしまう。
9年後、2人の兄と再会した李尖尖は、兄妹として失われた時間を取り戻そうとするが、兄たちに想いを寄せられ、次第に自分の恋心に気付くようになる。互いを思い合う若者たちが、実の家族との関係を見つめ直しながら、新たな愛と家族の形を探していく。

出典:https://asiall.jp/family/

相関図

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中国ドラマ「家族の名において」

全40話なだけど、長く感じなかったなぁ。むしろ、エンディングが近づくと終わってしまうのかぁという感じでした。

めちゃくちゃはまって、途中、泣いて、なんて、みんなええ子たちなんや、、と

親戚のおばちゃん目線でみてしまいました。

記事タイトルにあるとおり、やっぱり、中国全土で反響が大きく、再生回数50億回って、

全然ぴんとこない数字です。

幼少期

お互い小さな頃に出会う3人の血のつながらない兄弟

小さい時の尖尖演じている女の子がめっちゃいいキャラで、いや、3人ともどこからみつけてくるのってくらいいい子たち。

賀子秋は、李お父さんのお見合い相手(賀梅←後半、髪をショートにして登場すると三浦理恵子さんに似ているなと思いました)の子供なので、別に親戚の子とかでもないんですが、母親は都会に出稼ぎにいったので田舎に預けられ(貧しいので)学校には行けず畑仕事をまだほんとうに小さいのに手伝っているところを、李お父さんが自分が引き取って育てるというんですよね~。

凌霄は、妹が亡くなったのがは母親にお前のせいだって言われるの、めちゃくちゃ可哀そう。あげく、子供を捨てて家を出ていく母親。。

中高時代

賀子秋は、李お父さんが引き取り、仕事で家にいないことの多い凌霄の父親に代わり、李お父さんが食事をつくって食べさせて、いつも尖尖と食卓を囲んで、血のつながらない家族として過ごす3人

出典:https://asiall.jp/family/

中学生の頃の、お兄ちゃんたちずっとつるんでいる尖尖がめっちゃ好きで、演じているタン・ソンユンなかなかふりきりましたね。(応答せよ1988のヘリちゃんを思い出します)

近所のおばさんが、全然女の子らしくない尖尖のことを「野ザル」と表現するシーンがすごい好き。

思えば、李お父さんの実子は尖尖だけだけど、お母さんが亡くなって男手ひとつで育てて、成長期の女の子に何を気を付けてあげたらいいかなんてわからないですよねぇ。(中学生になっても、ブラもつけずに過ごしていた尖尖)

私はこのころの3人がじゃれあっている頃が本当に好きでした。

再会後

凌霄は母親が事故の後遺症などで大変でそのお世話をするためにシンガポールへいかないといけなくなり、そのまま母親に中国にかえらせてもらなくなっちゃいます。

賀子秋は、ニュージーランドでしたっけ?実父のもとへ行くんですが、その理由はドラマをみていただければ。そうして9年もたってしまうんですよね。(9年って、相当長い期間ですけどね)

あらすじをみていると、再会後は、二人のお兄さんから好意もたれて尖尖が困惑

みたいな感じになるのかなぁと思っていて、え、ちょっと、ラブコメ的な展開は

別にいらんかなと思っていたんですが、このあたりのエピソードはさほどしつこくなく、

むしろ、賀子秋(小兄)は、シスコン的に妹を可愛がっていて、でも血がつながっていないから

夫婦になれば本当の家族になれるんじゃないか、、みたいな気持ちがあったのが、泣けた~。

↓ちょっと、色白の嵐の大野君みたいな小兄。笑

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大人になってからは、凌霄は母親のせいで睡眠障害など、ほんとうに可哀そう。

やつれてみえたのは、役作りで痩せたりしていたのか。

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凌霄の母親は、圧倒的毒親キャラでしたね。。。まだ、小さい凌霄を捨てて、家を出ていく場面で、

尖尖が、「じゃぁ、私がもらっていい?」って聞いて、お兄ちゃんが自分のものになったーー!って喜ぶシーン。あれ、終盤にも出てきて、このシーンが一番泣いたんじゃないかしら。

凌霄の母親は、ほんと、、ひどかったけど、この役を演じてくれる人がいなかったら、このドラマも成立しなかったですね。

李お父さんは、子供たちにとにかく美味しいもの食べさせるって、自分は料理人なのでそれしかできないみたいなキャラが素敵すぎました。

こういうドラマを観ていると、善悪の感覚とか、食べることを大切(健康に気遣った食事など)にしているところなど、日本人にも共感できるところが多くて、なんなんでしょうね。

お国柄とか言い出すと、だいぶん違うなと思うのに、ドラマで一人一人をみると、似たような考え方を持っていたりするのに、なぜ、みたいな複雑な気持ちになります。欧米の人がこのドラマを観た時に、私たちが感じるほど、共感したりするのかな。

もっといっぱい素敵なエピソードもあるし、尖尖の友達も同じく毒親に振り回されたりしているんですけど、全部は全然語れない。なので、本当、良い作品だし、たくさんのひとに観てほしいです。

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※本記事執筆の2023年3月時点