憧れの日月潭「ザ・ラルー」に宿泊!~全室スイートのとても心地よい湖畔のホテル~【口コミ/朝食/アクセス】

台湾

こんにちは!

台湾の日月潭にあるホテル「ザ・ラルー」に宿泊してきました。

日月潭「ザ・ラルー」とは

日月潭(にちげつたん・リーユエタン)は、台湾にある最も大きな湖で、

日月潭は、台湾でも人気の湖畔のリゾート地となります。

ザ・ラルーの歴史

さて、このホテルの歴史は、なかなかのものです。

ホテルHPから転記します。

20世紀初頭(日本では大正初期)、日本人が積極的に日月潭の水力発電所を開発していた頃に、日本人の伊藤氏が休養所を造るため、現在のラルー半島に小屋を建て、そして「ラルー」と命名しました。大正5年(1916年)のことでした。

1923年に日本の裕仁皇太子(昭和天皇)が台湾を視察に来られたときに、ラルーを休憩所と指定しておられました。これを機に、二階建てにに改築し、東と西に8室のVIPルーム、レストラン、会議室などを含めた施設を増築し、ラルーは富豪の別荘から政府の宿泊所となりました。

1949年に国民党政府が台湾に移り、ラルーは前総統蒋介石の別荘になり、休暇又は台湾を訪問してきた外国の首相を招待する場所として使われてきました

1998年に、郷林グループの代表取締役賴正鎰氏が一通の電話をもらいました。其の電話に頼氏は非常に興奮しました。なぜならその電話とはまさにラルーが売りに出されるという連絡でした。頼氏は30年間にわたり、日月潭に世界レベルに達するリゾートホテルを建てることを夢見ていたです。

無論この名建築を買うのは簡単ではないです。売り手が出した値段は2.7億台湾ドルで、値下げもせず、1台湾ドルでも少なければ破談になってしまいます。一年間をかけて数え切れない交渉した結果、そのままの値段で買うことになりました。その後、賴氏が思い出しながら語った、宣伝もいらず人々に簡単が言える名前はどこにあるでしょう?この名前は皆様の心の中での地位と重さはお金をかけても得ることができません。ゆえに涵碧樓(ラルー)という三文字は、一文字ずつ一億台湾ドルの価値があります。安いものです。

5年間をかけて、投資した総金額は18.6億台湾ドル、本来の宮殿式の六階建ての建物の梁と柱と床のみ残し、「ミニマリズム」と「禅」を建築のデザインの基軸とし、用途でA.B.C三館に分けました。
A館は客室棟、B館はスパ、ジム、サウナ、メンバーズクラブなどのレジャー施設、C館は別荘エリア、会議室、図書館、駐車場などがあります。
2002年3月3日に新しいリゾートの形態で人々の前に再び現れました。

すごい歴史ですよね~。

 

「ザ・ラルー」は、全室スイートというホテルで、長らく憧れのホテルでした。

現在のホテルは、オーストラリア建築家「ケリー・ヒル」によって設計されており、

当初は、アマングループのセカンドライン GHMグループに運営されていたということです。

(現在は、アマングループから外れているということです。)

ケリー・ヒルは、アマンホテルを数多く手掛けて、

日本では、アマン東京、伊勢志摩のアマネムも彼の作品です。

残念ながら、昨年2018年に亡くなられたとのこと。

ザ・ラルーのホスピタリティ

実際に宿泊してみると、日本語で対応可能なスタッフが、

チェックイン~部屋の説明~チェックアウト・送迎車の手配までしてくださり、

なんていうか、全てのスタッフの方が、サービスに雑さがない

(外国って、よく言えばフレンドリー。逆に言えば、雑)

丁寧なおもてなしで、心地よいホテルでした。


(チェックイン中は、ロビーでお待ちください 的な心遣い)

客室の紹介

フロントのあるフロアが一番上で、下にさがっていくにつれ、湖に近づきます。

1階がプールになるので、低層階だと、湖に向かった部屋でも、湖は見えないので、

レイクビューのお部屋がおススメです。

チェックインした日は、夕方から天気が崩れて、雷雨となりましたが、

お部屋がリビング付きなので、特に問題なく、お部屋におこもりして一日過ごしました。

はいってまず、「キャー―――」って叫びそうになるのを我慢して、

(手前に、ダイニングテーブルもあります)

バスルームも広々で、快適です。

こういうホテルのお風呂にのんびりつかりながら、炭酸パックするのは至福の時間。

Wシンクで

このシャワー(これ、シャワーです)

の水圧高めで、熱いお湯を浴びて、すっきりです。

一人なのに、

ソファに、デイベッド?

と、

一人なのに、なんだかこんなにいっぱいあって、贅沢だわ。笑

インフィニティプール

1階にあるインフィニティプールで、チェックアウトまでの時間、のんびり

過ごします。

人もまばらで静かに、のんびり過ごせます。

前日は夕方から雷雨でしたが、翌朝は天気もよくプール越しの湖がきれいでした。

また、ホテル周辺は遊歩道が整備されているので、

朝食前に、散歩も楽しみました。

日の出の時は、写真を撮りにきている人たちも。

朝食も充実

リゾートホテルでのお楽しみは、

やっぱり、朝食!

エントランスが最上階という構成なので、階段をおりたところにある

レストランは、7階ぐらいかな。たしか。

一人旅だと、夕食は軽めになるので、必然的に、おなかがすいて目が覚めます。笑

広々としたレストランでの朝食ですが、

まだ人も少なかったので、窓際の湖が見えるお席に案内してくれました。

内容は、洋食、和食、中華とそろっています。

台湾~北京の11泊12日の旅行で、

ここで食べたクロワッサンが一番おいしかった!

クロワッサンは、大体どこのホテルでも朝食においてあるので、

ここのクロワッサンは、どんなのかしら~と味見するのも、

ホテルステイの楽しみの一つです。

和食。ホットミールのところに、みそ汁もありました。

何かメニューから選べたのだったか、オムレツをいただきました。

全部を写真には撮っていませんが、ヌードルバーもありました。

おなかいっぱいになっちゃうので、他に食べたいものが充実している場合は、

ヌードルバーはパスしてます。

と、しおらしいことをいいながら、とりあえず一皿目。

魯肉飯(写真左下)は、おいしかったので、飲茶とあわせてお代わりして、

満腹すぎる!!!!と、食事後は、プールへ出かけました。

日月潭「ラ・ルー」に泊まる

日月潭へは、バス(もしくは、タクシーなど)でのアクセスとなりますが、

バスターミナルは、車で数分です。

ここのバスターミナルとの送迎は、無料で行ってくれます。

行きは、遊覧船に乗った後、さぁ、ホテルへ向かおうかなと思ったところに、

ちょうどタクシーがいたので、タクシーで向かいましたが、帰りは、バスターミナルまで

送っていただきました。

ザ・ラルーは、レイクビューのお部屋で、朝食付き1室6万円~という感じでしょうか。

それなりなお値段はしますが、外国なのを忘れるほどノーストレスなホテルステイでしたので、

また、宿泊したいです。

次回は、連泊して、サイクリングなどホテル周辺でも遊んでみたいです。